hikariみなさん、こんにちは。
パーソナルカラー&骨格診断・色の専門家「オーロラカラーズ」のかえまんです。

先週かな?ちょっと前に道内ニュースで、札幌北口周辺の再開発に伴う日照不足問題で、札幌市が地域住民へ理解を求めるための説明会の様子がありました。

北9東側に高層のマンションが建つ予定らしいのですが、そのことにより冬期間は反対側に位置する小学校のグラウンドはもちろん校舎にも陽が入らないという…。

太陽の位置が低くなる冬場は、その建物にスッポリ隠れてしまうんですね。

子どもを学校に通わせる保護者のみなさんは、「日光にあたらないことで成長に大切なビタミンDが不足してしまう」と反対しているそうですが、札幌市の見解は、「必要なビタミンは食事から摂取してほしい」と…。

このニュースを見て、正直ゾッとしました。
太陽光を軽視しているようで。。。

雪が長く降る地域は日照不足による冬季うつになる人も多くいます。
西日本や関東より、東北・北海道には冬季うつの人が多いとも言われています。
この原因には、日照不足によるセロトニンの減少があります。
セロトニンは精神を安定させる脳内物質です。
これが減少すると、やる気がでなかったり、朝起きられなかったり、倦怠感が続いたり・・・と様々な心身症状を引き起こします。
セロトニンは日光を浴びることで作られるので、これらの症状を改善するには決まった時間に日光に当たることが望ましいとされています。

また、日光に当たることでビタミンが生成され、あらゆる病気から体を守る免疫力もアップします。

それに太陽の光は、毎日を過ごすうえで大切なリズムを作ってくれます。
昼は太陽を感じ、暗くなったら夜。夜は自然と眠くなる・・・。
そういった当たり前のようなリズムが崩れている子供も増えているなかで、日光を浴びることってすごく大切だと思います。
ただでさえ、北海道の冬は日照時間が少ないのに、育ち盛りで元気いっぱいの小学生が、学校にいる時間ずっと日陰の生活になったら・・・。

冬季うつにならなくても、何かしら影響はでるのでは・・・と思ってしまいます。

私自身、カーテンを普通のボイルカーテンから遮光カーテンにしたら、朝の目覚めが悪くなったことがあります。
ボイルカーテンだと、朝日がうっすら入るため、あたりが明るくなっていく過程がわかるのですが、遮光カーテンだとまったくわかりません。
そのためまだ夜だと錯覚してしまうんですよね。脳が。
なので、目覚ましがなっていても明るくないから起きられない(笑)

そこで、目覚ましがなったらすぐにカーテンを開けて、日を入れるようにしました。
それを繰り返すことで毎日同じ時間に目が覚めるようになりました。

太陽は、オンとオフの切り替えスイッチでもあるんですよね。

今後、保護者や地域の住民と市がどういう話し合いで和解するのかが気になりますが、目先の利益や便利さだけでなく、そこには必ず人が存在することを忘れないでほしいです。
まずは子供が子供らしく、人間が人間らしく健やかに過ごせる環境づくりを目指してほしいですね。私の個人的な見解ですが。