先月、7月29日(水)は色育セミナーでした。
企業や公務員の方が加入している労働組合を取りまとめている団体「連合北海道」さまから、組合員さん向けのレクレーションとして色に関する内容で何かできないかと依頼があり、開催となりました。
組織全体でのレクレーションは年1回程度だそうで、今までは体を動かすものが多かったようですが、今年はちょっと座学で体験型のものをいうチョイスになったそうです。
なんと。満員御礼の42名の参加でした。
当初は30人程度を予定していたのですが、募集早々に30名に達してしまい、会場定員の42名となりました。
しかも定員になっても申込が多かったらしく、お断わりした方もいらっしゃったそうです。
本当にありがたい限りです。
今の世の中、ネットやSNSの普及で何かと便利ですが、会社の中でも同じ部署や席が近くてもメールでのやりとりになってしまうところも多いそうです。
昔のようなコミュニケーションは少なくなってきている現状も考え、今回は「色育」を軸にしながら『色で見た目も心も周りも笑顔になる』をテーマに行いました。
色育は、想像力、集中力、コミュニケーション力といった人間が生きていくうえで必要な3つのチカラ「生きるチカラ」を育むための活動です。
前半は、私のライフワークとなっているパーソナルカラー診断と骨格診断の話に触れ、「自分の印象」を客観的に知ることの大切さをお話し、ワークをやっていただきました。
私は、こういう講座形式のセミナーでは、自分一人で黙々とやるワークではなく、他の人と一緒にやるワークを必ず入れます。
これが、色を通したコミュニケーションになるからです。
ワークを終えたときは、自分の意外な一面が見られたようで、終始どよめきが(笑)
マイクで静止を促さないといけないくらい、盛り上がっていました。
また後半は、色育体験ということで補色残像とぬりえ体験をしていただきました。
ぬりえは、2人ペアになっていただいたのですが、こちらが「こうしてください」という前に、初対面同士の方もすっかり打ち解けて自然と話が進んでいました。
みんな同じ絵のシートを使ってぬりえをしているのに、仕上がりが全然違うのも見ていて楽しかったですね。
何人かにお話を聞くと、それぞれイメージしたものが違ったり、使った色を選んだ理由も感じ方も違って非常に面白かったです。
単純ですが奥が深い、色育。
まして大人になってからのぬりえって新鮮だと思うんです。
みなさん、「集中」して、いろんなイメージを「想像」して、隣の人とたくさん話して「コミュニケーション」を取っていました。
楽しみながら自然と、大切な力がつくのが「色育」の最大の魅力だな~と改めて感じました!

みっちり座っていただきました。

ぬりえ中、歩き回って皆さんのを見せていただきました。