前に、うちのサロンに来るお客さまで「セカンドオピニオン」的に受けに来る人が多くなったということを書きました。
(そのブログはこちら)
・パーソナルカラーの勉強をしていて、いろんなサロンに行っている
・パーソナルカラーが好きで(そういうブログとかをやっているから)ネタを集めにいろいろ回っている
こんな理由で来ている人は、深刻さもないし、勝手にしてくださいって感じでいいんです。
「好きでやってる」んですからね。
そうじゃなくて、他のサロンへ行ったのに
・診断結果に納得がいかない。
・本当にそうなのか疑問に思っている。
というケースで来る場合。
これってけっこう、本人は辛いんじゃないかなって思うんです。
だけど、サロン側の誤診ってことももちろんあるんだけど、そうじゃない場合もあります。
他のサロンの結果とうちのサロンと同じ結果ということも。
そうだとしても、「納得がいっていない」というのはどういうことかを紐解き、解消する必要があります。
ヒアリングをしていくと、
(1)自分の思っていたイメージと違う
(2)今までの自分が着ていた服や、使っていたメイクカラーとは違いすぎる
(3)自分ではこっちのほうが似合うと思っている
(4)診断結果に好きな色がなかったから
という答えが多いのです。
(1)と(2)は、今までの自分と違いすぎて、「戸惑っている」状態がほとんどです。
また、診断を受けた際の説明が不十分だったり、診断自体が簡単すぎることによる、不安と不信もあって「もしかしたら本当は違うタイプかもしれない」となっているケースです。
このケースの場合、似合う理由をちゃんと体感してもらえば、納得してくれます。
なので、ジプシーにはならないかな^^
(3)と(4)は、ジプシーになりやすいです。
この2つのケースは、納得のいく答えが欲しいのではなく、「自分にとって都合のいい答え」が欲しいだけのことが多いです。
他のサロンと同じ結果で、細かくその理由を話しても、(3)と(4)は、「私はこのタイプって言って欲しかった」「この色のほうがいいと思っているのに」っていう自分を客観視できない状態なので、客観視できるようになるまでは、次から次へと「自分が言って欲しい答え」を言ってくれるサロンを探し歩くでしょうね。
私から見れば、お客さんなので「お越しいただきありがとうございます」ではあるけど、その行動ムダじゃね?って思ってしまう。
そんなに好きなものを着たいならきればいいし、自分の選んだものに自信があるなら、人からのお墨付きをもらう必要ないじゃんって。
私は、お客さんにあえて言います。ジプシーを止めるためにも。
「そもそも似合うものと好きなものが同じじゃない人はたくさんいます。
似合うものが好きになっていくこともあれば、そうじゃないこともある。」
「似合うものを選ぶも、好きなものを選ぶもあなたが決めることです」
「似合うものの中で、自分が好きと思えるものを選べばいい。」
「似合うものの中に好きな要素がないなら、選ばなきゃいい。」
「自分が身につけて気持ちのいい方を選べばいいんです。」
ってね。
だって、人に言われたから好きでもないもの着るほうが不健全だよね。
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